最近、裁縫に目覚めた父。
姉にミシンを借りて、古着や未使用のタオルで
マフラー(首に巻くちょっとしたもの)をつくって
友達(無論おじいさん)にあげたりしているという。
来月、義母が古希を迎えるので
「お父さん、お義母さんにもつくってあげたら?」といったら
すんごいのが届きました。
当初私は「フリース素材の柄物がいいんじゃない?」と
言ったのですが、父が行った手芸店には
そのような生地がなかったらしく
「地味な色しかなかったけぇ…サルを2匹いれといた。」
「???」
「お義母さんの干支は申(サル)よのう?」
「ああ、そのサル… え、でも いれるって?」
「刺繍で」
「………(刺繍!!)」
「ほんで、お義母さんだけにって訳にはいかんじゃろ?
じゃけぇ、お義父さんのもつくりょうる。
お義父さんは午(うま)じゃったかのう?」
「……あ、うん」
「じゃ、馬2匹いれとく」
電話で話したその日から、いったいどのようなモノが届くのか、
「サル2匹」と「馬2匹」(正確には2頭か)が気になって気になって。
それが本日届きました。
う~~~ん、独創的。
サルと馬の図案もオリジナルだそう。
ミシンの糸が絡んで、なかなかうまくいかなくて
すべてチクチク手縫いしたらしい。
しかも2本ずつあるよ!
義母の誕生日は来月なので、その時に渡すといったら
「そんな大層な渡し方せんでええ!
さりげなく渡してくれぇ」とのこと。
さりげなく……。
結構難しいな。
少し前に最近のおじいちゃん、女子力高すぎ…
まとめサイトをみてニヤニヤ笑ってたのですが
うちの父も結構なものです、
ちなみに
「今、イノシシつくっとるけぇ~」と。
イノシシ………はい、私です。
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