伊丹市立図書館ことば蔵でのイベント
”読書犬への「本のよみきかせ」会”へ参加してきました。
読書介助犬とは…
R.E.A.D(Reading Education Assistant Dog)のプログラムといわれる
アニマルセラピーの一つで、
犬は読み手が言い間違ったりしてもからかったりしないことから、
本や人前での音読が苦手な子どもが犬に本の読み聞かせを行うことで、
自信をつけてもらおう、という目的でアメリカで始まった活動だそうです。
日本レスキュー協会より2頭のセラピードッグが図書館へやってきました。
(※読書介助犬として育成されたワンちゃんではないそうです)
言語聴覚士の先生も来られていて、
参加者(保護者)向けに吃音などことばに関する相談も受付されていました。
正直、ワンちゃんは、話を聞いてるような聞いてないような。
プレッシャーを与えないので、子どもたちはリラックスして楽しそうでした。
全然聞いてない….。
聞いてほしいから、一生懸命読もう!と読み手は燃えるそうです。
今回のイベントは市民の方からの案で、ことば蔵では様々なイベントが目白押し。
さすが、Library of the Year 2016に選ばれた図書館です。
市民が積極的に参加して、楽しみながら図書館を盛り上げている、という印象でした。
奥にとっても広い建物です。設備も充実していて、利用者で賑わっていました。
伊丹…文化的な街です!
*
(イベントとは関係ないですが)
このところ、改めてことばや読書の大切さについて、あれこれ思う事が多いです。
先週、新聞で歌人の穂村弘さんが書かれていたコラが興味深かったです。
私は読書嫌いで、意識して読むようになったのは、漫画家としてデビューしてから…。
いまも決して読書量は多くなく、普段は新聞と就寝前に何か読むくらいですが、
それでも、自分を形成するのに必要な養分だと思っています。
ことばを大切にしている人のラジオなども、聴いていると面白いです。
ことばによって世界像は書き換えられる。きっとそうです。
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